薬剤部の業務紹介
 ■薬剤部の目標 ■薬剤部の人員構成 ■常勤薬剤師の常駐 ■薬剤管理指導業務
 ■医薬品供給 ■医薬品管理・麻薬の管理 ■治験薬の管理 ■医薬品情報業務
 ■通院治療センター ■入院・持参薬センター ■チーム医療 ■教育 ■その他

薬剤部は,医薬品の適正使用をめざして努力しています.また変化する医療ニーズに対応した業務を展開していくため, 電子カルテの利点を最大限に活用し,良質且つ効率のよい業務を実践しています.

  薬剤部の目標 2026年度
1)薬剤師の育成
薬剤部でのキャリアデザインを見える化をする。
クリニカルラダー、マネージメントラダー、専門薬剤師養成制度の構築を行う。また認定・専門薬剤師の後任者の育成をおこなう。

2)手術室および病棟薬剤業務の充実 
手術室での薬剤師配置に伴い、病棟薬剤師との連携を密におこない、周術期薬剤管理加算および術後疼痛管理チーム加算算定件数を増やし、周術期および疼痛管理チームの一員として貢献する。
常用薬の多剤併用(ポリファーマシー)の是正に向けた情報の収集と医師を含めた医療従事者との情報共有を行う。

3)地域連携の充実
現在年1回行っている小平薬剤師連携の会のほかに、地域薬剤師のための勉強会を開催する。退院時薬剤管理サマリー作成、連携充実加算の算定数を増やす。

4)病棟薬剤業務実施加算1の算定要件の維持
病棟薬剤業務実施加算1の算定要件を維持するため、薬剤総合評価調整加算算定件数および退院時薬剤情報管理指導料算定割合を増やす。

5)地域支援・医薬品供給対応体制加算
調剤した後発医薬品の規格単位数量の割合を90%以上を維持する。

 
薬剤部の人員構成
常勤薬剤師33名、非常勤薬剤師4名、非常勤事務員4名

資格の取得(2026.6現在)

研修認定薬剤師 11名
日病薬病院薬学認定薬剤師 18名
認定実務実習指導薬剤師 5名
NST専門療法士 2名
感染制御認定薬剤師 1名
がん薬物療法認定薬剤師 2名
外来がん治療専門薬剤師 1名
外来がん治療認定薬剤師 2名
日本糖尿病療養指導士 8名
糖尿病薬物療法認定薬剤師 2名
心不全療養指導士 4名
小児アレルギーエデュケーター 1名
アレルギー疾患療養指導士 4名
周術期管理チーム認定薬剤師 3名
骨粗鬆症マネージャー 1名
公認スポーツファーマシスト 2名
  常勤薬剤師の常駐

24時間体制(当直は16:15〜9:15)



  薬剤管理指導業務 (病棟薬剤業務実施加算)

  • チーム制による13病棟への薬剤師の配置
  • 薬学的ケアの実践
  • 持参薬および入院処方薬の確認と提案
  • 退院時服薬指導
  • 病棟カンファ等による情報の共有

入院患者さんの薬物治療のサポートを行っています(処方されたお薬について,量や飲み合わせ,副作用の有無についてチェック).診療科専任の薬剤師が患者さんのベッドサイドへ直接伺い,お薬の作用や注意点についても説明しています.処方された薬は,適正に用いられなければ治療効果をあげることができません.そこで,処方薬を理解し正しく服用して戴くことを目的に説明用紙(あなたのお薬)を用いて積極的に服薬指導に取り組み,患者さんへのサービスを念頭においた活動を心がけています.



  医薬品供給

調剤

医師が発行した処方箋を基に,患者さんのお薬を調剤しています.発行された処方箋は薬剤師により,処方された薬の用法・用量,相互作用などの処方監査をおこない,不備や疑問点があれば医師に問い合わせをします.


注射調剤

入院患者さんに処方された注射薬の調剤をおこなっています.患者さんごとに処方された注射薬を1日分ずつセットし,病棟へ供給しています.自動注射薬払出装置(アンプルピッカー)を導入し,大幅な注射調剤時間の効率化,安全性の向上などを図っています.


院内製剤

市販されていない治療上必要なお薬を,医師の依頼に基づいて病院内で調製しています.クリーンベンチ内で無菌的製剤を行っています.



  医薬品管理


適正な在庫管理

当院で採用されているすべての医薬品を,薬の効果が十分発揮されるよう適切に保管し,使用期限のチェック,在庫切れ,過剰在庫にならないように管理しています.



 麻薬管理

麻薬および向精神薬の保管,管理,破棄等をおこなっています.



  治験薬の管理

新しいお薬が世の中に誕生する前に,患者さんのご協力のもとで行われる試験を『治験』といいます.この治験は科学的,倫理的に行われなければなりません.この治験に関する管理等を行っています.



  医薬品情報業務


  • 能動的情報提供(薬剤部Webの構築)
  • 安全性情報・副作用情報の提供
  • 重大な副作用等の詳細情報の収集
  • 院内における副作用の収集
  • 中毒情報の提供
  • 定期的な院内勉強会

医薬品のさまざまな情報を収集,整理をしています.厚生労働省や製薬会社から出された医薬品に関する情報を集め,院内WEBを通じて各部署へ情報を提供しています.患者さん,医療スタッフからの問い合わせにも対応しています.また,薬事審議委員会の事務局を務めています.



  通院治療センター

  • レジメンチェック
  • 安全キャビネット内でのミキシング
  • 薬剤師による副作用チェックと指導

通院治療センターでは,レジメン(治療計画)管理とともに,薬剤師が外来および入院患者さんの抗がん剤の調製を行っています.抗がん剤の投与量,副作用もチェックしています.また,患者さんにお薬の効果,副作用,治療中の注意点などについて説明しています.



  入院・持参薬センター


  • 入院前に薬剤師が面談をおこなう
  • 医師からの抗血栓薬の中止指示を伝達
  • 入院日に最終チェックをして報告書を作成

持参薬センターでは,入院を控えた患者さんが普段お使いになっているお薬(飲み薬・点眼薬・塗り薬・貼り薬・注射薬などすべてのお薬)を,薬剤師との面談で確認をおこないます.この時に手術や出血を伴う検査で入院する患者さんに対して,抗凝固薬,抗血小板薬の服用を確認し,医師の指示による休薬指導を的確におこなっています.また,アレルギーやサプリメント等の確認もおこなっています.

入院当日は,病棟へご案内する前に常用薬の変更の有無,数の把握,休薬の確認などをおこないます.確認後,常用薬はすべてお預かりし,センターから病棟へお渡ししています.



  チーム医療

  • 褥瘡
  • 緩和ケア
  • 化学療法
  • 感染
  • 栄養輸液サポート


  教育

年間4名の薬学生を受け入れ,臨床実習を行っています.
独立した実習室にはパソコンを4台設置し,インターネット環境も整っています.



  その他

薬事委員会事務局,受託研究審査委員会事務局


【東京都病院薬剤師会の部会・委員会に参画】
  • 糖尿病領域薬剤師養成特別委員会委員
  • 輸液・栄養領域薬剤師養成特別委員会委員
  • 多摩東支部代表委員
【薬剤部の実績】